分野別ソリューション
紫外-可視マイクロプレートリーダー
この装置は 96 well マイクロプレート専用の吸光度リーダーです。
測定波長は光学フイルターホイールに装着した干渉フイルターによって選択します。
小型で低価格を実現しており、研究及び分析の測定機器として、また臨床検査機器として使用されています。
以下にこの機器を構成するユニット例を示します。
マイクロプレート測定機構
光学ファイバー、光学レンズ、光学センサー基板、光学センサー基板が組み込まれた、マイクロプレートを移動させながら各ウェルの吸光度を読み取る機構です。
光学ファイバー
光源ユニットから照射され、光学フイルターホイールに設置した干渉フィルターを通って選択された波長の光が光学ファイバーの入射端面に集められ、8本のサンプル計測用と1本の参照用のファイバーに分岐されます。
光学レンズ
光学ファイバーで分岐された照射端面からの光をマイクロプレートのウェル内のサンプルが最適に測定できるビーム形状に整えます。
光学センサー基板
マイクロプレートのウェル内のサンプルを通過した光を検出する光学センサーが配置された基板です。
マイクロプレートホルダー
マイクロプレートを措定の位置に保持します。必要に応じて加熱ヒーターの組込が可能です。
LCD基板
紫外-可視マイクロプレートリーダーの設定及び測定結果の表示をします。
制御基板
接続したコンピューターと通信を行うと共に機器の動作や測定を制御します。
光源ユニット
測定に用いる光源と測定波長を選択する光学フイルターホイールの駆動機構を一体化ものです。
光源には、タングステンハロゲンランプ、LEDなどを用います。
光学フィルターホイール
干渉フイルターを装着します。測定時にはホイールを回転させて波長を選択します。