上へ戻る
資料DL

コラム

ODM / OEM開発、最初の一歩:医療・ライフサイエンス分野の製品化とは

ODM / OEM

医療やライフサイエンス分野での製品開発は高い専門性と厳しい規制対応が求められます。
そんな中、自社開発が難しい企業やベンチャー、研究機関にとってODM / OEM開発は効率的な製品化への近道です。
本コラムでは、ODM / OEM開発の基本的な流れと、医療・ライフサイエンス分野で特に注意すべきポイントをわかりやすく解説します。

1. ODM / OEM開発とは何か?

ODM ( Original Design Manufacturing ) / OEM ( Original Equipment Manufacturing ) 開発とは、他社の設計・製造力を活用して、自社ブランドの製品を作る形態です。
医療機器や分析機器では、高度な技術力や品質管理体制を持つパートナー企業と協業することが多いです。

2. 最初の一歩:製品化のための準備

a. 製品コンセプトの明確化

製品の用途や対象ユーザー、必要な機能や性能を明確にすることが出発点です。
医療機器の場合、法規制や認証要件も踏まえた製品仕様を検討します。

b. パートナー企業の選定

信頼できる技術力と品質管理体制を持つODM / OEM企業を選ぶことが重要です。
過去の実績や対応可能な製品分野、開発体制をしっかり確認しましょう。

c. NDAや契約の締結

知的財産や機密情報を守るための秘密保持契約(NDA)を結び、契約条件も明確にします。

3. 医療・ライフサイエンス分野特有の注意点

a. 規制対応の早期検討

医療機器は薬機法、米国FDA、欧州CEマークなど、多様な対応しなければならない規制が存在します。
開発初期から規制要件を踏まえた品質管理システムで開発を進めることで、認証取得のリスクを低減できます。

b. 品質管理システムの整備

ISO13485をはじめとした医療機器向け品質マネジメントシステムの理解と適用が必須です。
ODM / OEM パートナーがこれらの認証を保持しているかの確認も欠かせません。

c. 試作・検証の重要性

試作機を用いた性能評価や耐久試験、臨床試験の準備を計画的に進めることが成功の鍵です。

4. ODM / OEM開発の流れイメージ

  1. 製品企画・仕様決定
  2. パートナー企業選定・契約締結
  3. 試作・設計評価
  4. 規制対応と認証準備
  5. 量産設計・品質管理計画策定
  6. 製造開始・納入
  7. アフターサービス・継続的改善

まとめ

医療・ライフサイエンス分野の製品化は、高い品質と厳しい規制対応が必須ですが、適切なOEMパートナーと協力すればスムーズな製品化が可能です。
初めてのOEM開発では、製品コンセプトの明確化と規制対応の早期検討、そして信頼できるパートナー選びが成功のポイントとなります。

ODM / OEMは製品化の第一歩として非常に有効な手法です。ぜひ慎重に準備を進め、医療現場や研究現場に役立つ製品を実現してください。